Xiaomi 15 Ultraが発売開始!

Google Pixel 9aは買いなのか? 他モデルとスペックと価格を比較してみる!

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GoogleのミドルレンジスマホGoogle Pixel 9aが2025年4月16日に日本で発売されました。
Pixelシリーズの廉価モデルとして、コストパフォーマンスの高さが期待される一方、競合のスマホと比較するとどうなのかというのを、辛口で(笑)検証してみます。

この記事ではPixel 9aのスペックや特徴を紹介し、iPhoneや他のAndroidスマホとの比較を通じて本当に「買い」なのかを辛口で評価していきたいと思います!

目次

Google Pixel 9aのスペック

まずはPixel 9aのスペックですが以下の通りです。

項目詳細
発売日2025年4月16日
価格128GB: 79,900円 / 256GB: 94,900円
ディスプレイ6.3インチ OLED、1080 x 2424、120Hzリフレッシュレート、ピーク輝度2700nit
プロセッサGoogle Tensor G4
RAM8GB
ストレージ128GB / 256GB
アウトカメラ48MP広角 + 13MP超広角(デュアルカメラ)
インカメラ13MP
バッテリー5,100mAh、ワイヤレス充電対応
防水防塵IP68
本体サイズ154.7 x 73.3 x 8.9mm
重量185.9g
カラーIris(紫)、Peony(ピンク)、Porcelain(白)、Obsidian(黒)
OSAndroid 15(7年間のアップデート保証)

価格は79,900円と10万円超えとはならなかったのは朗報?というところでしょうか。。

Pixel 9aの特徴:何が変わった?

1. デザイン刷新:カメラバーの廃止

Pixel 9aは、従来のPixelシリーズの特徴だった背面の「カメラバー」を廃止し、フラットなデザインを採用。カメラ部分がわずかに出っ張る程度で、机に置いてもガタつかず、カメラレンズも傷つきにくいのは好印象です。ただし、このデザイン変更は見た目の新鮮さを狙ったもので、機能面での革新はほぼ皆無。競合のiPhone 16eやSamsung Galaxy Aシリーズのような高級感は乏しく、正直に言ってしまうと「安っぽさ」が残る印象です。

ミドルレンジモデルでももっと質感が高いモデルというのもありますし、デザインで選ぶ理由はそこまでない印象ですかね。

2. Tensor G4チップ:上位モデルと同等だが…

Pixel 9aは、Pixel 9シリーズと同じ「Google Tensor G4」チップを搭載。AnTuTuベンチマークで100万点超えと、原神のような3Dゲームも快適に動かせる性能は悪くないです。

ただし、RAMは8GBと控えめで、AI機能をフル活用するにはやや心もとない印象。たとえば、Pixel 9シリーズで使える「Pixel Screenshots」などのAI機能は発売時点で非対応となっています。。

今後のアップデートで対応する可能性はあるが、廉価モデルゆえの制限は否めない感じですね。

3. バッテリー性能:シリーズ最大の5,100mAh

Pixel 9aのバッテリー容量は5,100mAhで、Pixel 9(4,700mAh)やPixel 8a(4,492mAh)を上回ります。30時間以上の駆動時間は、ミドルレンジスマホとしては優秀ですね。

この価格帯でワイヤレス充電対応も地味に便利ですが、急速充電速度は非公開となっており、競合のXiaomiやOPPOの高速充電(60W以上)に比べると見劣りする感じがします。

Xiaomiの120W充電に関しては別記事にまとめましたので、こちらも御覧ください。

4. デュアルカメラだけど物足りない

48MP広角+13MP超広角のデュアルカメラは、Pixel 8aから画素数が向上しましたが、望遠レンズは非搭載となっています。

デジタル8倍ズームを使うことができますが、Pixel 9 Proの光学5倍やデジタル30倍には遠く及ばないスペックです。GoogleのAI補正による写真品質は悪くないですが、Samsung Galaxy S25やiPhone 16eのカメラ性能と比べると、ダイナミックレンジや夜間撮影での精細さで一歩劣る感じですね。

5. 7年間のアップデート保証

Android 15を搭載し、7年間のOS・セキュリティアップデートを保証。これはミドルレンジでは珍しく、長期使用を考えるユーザーには魅力的かなと思います。ただし、Googleのアップデートは迅速ですが、過去モデルでバグが頻発した事例もあり、信頼性には疑問符がつくところ。

Pixel9aと他社スマホとの比較

Pixel 9aの価格(79,900円~)は、ミドルレンジとしてはやや高め。ここでは、競合のiPhone 16e、Samsung Galaxy A56、Xiaomi 14Tと比較し、コスパと性能を評価します。

モデル価格プロセッサカメラバッテリー特徴
Pixel 9a79,900円~Tensor G448MP広角+13MP超広角5,100mAhAI機能、7年アップデート、フラットデザイン
iPhone 16e99,800円~A18 Bionic48MP広角+12MP超広角約3,600mAhiOSエコシステム、Apple Intelligence
Galaxy A56約70,000円~Exynos 158050MP広角+12MP超広角+5MPマクロ5,000mAhAMOLEDディスプレイ、One UI
Xiaomi 14T約65,000円~Snapdragon 7+ Gen 350MP広角+8MP超広角+2MPマクロ5,000mAh67W急速充電、ハイコスパ

1. iPhone 16e:エコシステムの壁

iPhone 16eは99,800円~とPixel 9aより高価だが、A18 Bionicチップの性能はTensor G4を圧倒しています。Apple IntelligenceによるAI機能もPixelのGeminiに引けを取らず、iOSの安定性やアプリ最適化は一枚上手。バッテリー容量は少ないが、Appleの省電力設計で実用時間は遜色ない。iPhoneのエコシステムに慣れているユーザーにとって、Pixel 9aの価格差2万円は埋められない壁でしょう。

またiPhone16eはワイモバイルで6万円台から購入できるのも魅力的なポイントです。

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※シンプル2 M/Lプランのみ
データ増量オプションの加入が必要
ポイントは出金、譲渡不可

2. Galaxy A56:バランスの良さ

SamsungのGalaxy A56は約70,000円~とPixel 9aより安価。

Exynos 1580はTensor G4にやや劣るが、AMOLEDディスプレイの色再現性やOne UIの使いやすさは高評価。カメラもマクロレンズを搭載し、用途の幅が広い。Samsungのブランド力とキャリア割引を考慮すると、Pixel 9aのコスパ優位性は薄いです。

3. Xiaomi 14T:圧倒的コスパ

Xiaomi 14Tは約65,000円~とPixel 9aより1.5万円安い。Snapdragon 7+ Gen 3はゲームやマルチタスクでTensor G4と同等以上の性能を発揮。67W急速充電はPixel 9aの非公開充電速度を大きく上回る。カメラ性能は僅差ですが、価格差を考えるとXiaomiのコスパは圧倒的です。デザインやブランド力でPixelを選ぶ理由は乏しいですね。

まとめ

Pixel 9aは、Tensor G4チップ、5,100mAhの大容量バッテリー、7年間のアップデート保証といった強みを持つものの、価格(79,900円~)がミドルレンジとしては高めです。カメラ性能やAI機能も悪くないですが、iPhone 16eのエコシステム、Galaxy A56のバランス、Xiaomi 14Tの圧倒的コスパに比べると、際立つ魅力に欠ける印象でした。

買うべき人

  • Googleの純正Android体験やAI機能(Gemini)にこだわる人
  • 長期アップデートを重視し、5年以上の使用を想定する人
  • フラットなデザインや大容量バッテリーを求める人

逆に買わない方がいい人はこんな感じ。

  • カメラ性能やゲーム性能を最優先する人(Pixel 9 ProやGalaxy S25を検討)
  • コスパを重視する人(Xiaomi 14TやGalaxy A56が安価)
  • iOSエコシステムに慣れている人(iPhone 16eが無難)

最終評価:Pixel 9aは「まあまあ」のスマホですが、競合と比べると「買い」の理由が弱い印象です。キャリアの投げ売りキャンペーン(auの乗り換えで実質1,200円~など)を活用するなら検討の余地はありますが、定価で買うならXiaomiやSamsungの選択肢を優先すべきだと思いました。それでは。

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この記事を書いた人

パソコン、スマホ、ガジェットが大好きな20代男です。
スマホは圧倒的にAndroid派でXiaomiのスマホを使い続けて早4年。
毎年10台以上のスマホを購入しスマホ回線は4つ持ち。

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