これまでAndroidスマホのSoCといえばSnapdragonというのが定石でしたが、2023年に入りDemensityを搭載するスマホがチラホラと出てきました。
ミドルレンジのRedmi Note 12 Proも先代の11 ProがSnapdragon 695搭載だったのに対し、Dimensity 1080搭載となりパワーアップしましたのが印象的です。
そんなDimensityシリーズですが、性能についてはまだまだ知られていないところもあるので今回はDimensity 9000について紹介していきたいと思います。
Dimensity 9000+のスペックまとめ
4nmのTSMCチップを搭載
Dimensity9000は最先端の4nmチップを搭載しており、これまでのSoCと比較してもハイパフォーマンスで商品電力が抑えられています。
このTSMCの4nmですが、Mediatek社のDimensityだけでなくQualcommのSnapdragonやAMD、NVIDIAなどにも供給されているとのことです。
最大 3.05GHzのオクタコアCPU
Dimensity9000ですが、一番性能が高いウルトラコアからスーパーコアそして高効率コアを搭載しており、ウルトラコアのArm Cortex-X2は最大周波数が3.05GHzとなっています。
あらゆるアプリケーションで遅延な抑えられており、全体の消費電力も抑えられているとのことです。
AnTuTuスコアは100万点超えの最強スペック
SoCの性能指標としてよく使われるのがみんな大好きAnTuTuですが、Dimensity 9000の場合スコアは100万点超えと文句なしのスペック。
ざっと計測結果を見た感じですが、私が使用しているPOCO F5のSnapdragon 7 Gen2よりも、GPU性能が突出しているなという印象でした。ゲーミングスマホとしては文句なしの性能と言えますね。
Dimesity 9000の搭載スマホ
Dimensity 9000搭載のスマホですが、主なスマホはOneplus Nord 3 5Gや Vivo X80などとなります。
実勢販売価格ですがおよそ10万円弱といった感じで、コスパは比較的高いのかなという印象です。
Dimensity9000搭載のスマホですが、日本語対応の代理店Etorenで販売されているのでそちらもチェックしてみましょう。