Qualcommのフラッグシップチップセットとして2020年に発表されたsnapdragon 888ですが、搭載機種もそれなりに増えてきて、購入を検討される方もいらっしゃるかと思います。
その性能もフラッグシップとしては申し分ない性能で、やや発熱は気になるものの総合的に見てもかなり性能は高いという感じになります。
この記事ではSnapdragon 888の性能や、搭載するスマホについてまとめていきたいと思います。
snapdragon 888の性能や発熱について
性能とベンチマークスコア
まず気になるのがスペックですが、こちらは前モデルのSnapdragon865との比較になります。
CPUはKryo 680となり、Snapdragon865と比較すると約25%の性能向上で、GPUは約35%の性能向上となりました。
Antutuのスコアは約70万点とSnapdragon865と比較するとこちらも約20%ほどの向上となりますね。
気になる発熱やバッテリーの消耗
高性能になった分、心配になるのが発熱やバッテリーの消耗ですが、バッテリーに関しては先代とほぼ同等もしくはやや劣る程度となります。
これに関しては端末によっても差があり、レビューを見ているとXiaomiのMi11(日本未発売)の場合、バッテリー持ちが顕著に悪くなるという減少があるとのことでした。
また発熱に関してもやや気になるところはありますが、日常使いで不便を感じるというレベルにはならないという感じです。こちらに関しても端末によって異なり、日本でも発売になったXiaomi 11T Proの場合、デチューンされているという噂もあり発熱に関しては初期に発売されたモデルと比較すると抑えられているようです。
Snapdragon 888搭載機種まとめ
Xiaomi 11T Pro
IIJmioなどの格安SIMでも販売されているのがXiaomi 11T Proです。
こちらは8GB128GBモデルのみ販売で、実勢販売価格はおよそ5万円〜6万円程度。他のメーカーとも比較してもそのコスパの良さや使いやすさは抜群と言えるでしょう。
ASUS Zenfone 8
コンパクトハイエンドモデルとして人気なのがASUSのZenfone8で、防水防塵対応でおサイフケータイも対応しているのが強み。販売価格は8万円前後となります。格安SIMではIIJmioで販売中です。
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SONY Xperia1 Ⅲ
国内メーカーですと、SONYのXperia1 Ⅲが販売されています。大手キャリアではDocomoとソフトバンクで販売がされており、価格は10万円台と少しお高め。
SIMフリー版はAmazonでも販売されています。
終わりに
Snapdragon888の性能ですが、先代から20%〜30%の向上となりゲーミングスマホとしても使いやすい性能となっています。
口コミで気になる発熱やバッテリー持ちですが、11T Proなど最近発売になった機種ではそこまでネガティブな意見は無いと感じたので、そこまで心配はいらないのかなと思いました。
バッテリー持ちと性能はトレードオフな関係ですので、どちらを取るかという話にはなりますが、ゲーミング性能にこだわる方や、どんなアプリでもサクサク使いたいという人には十分な性能と言えますね。
それでは。