2024年7月に中国で開催された新製品発表会で目玉となるXiaomiの折りたたみスマホ「MIXFlip」が発表されました。
事前にいくつか情報はありましたが、今回に関してもかなり注目の内容となっており、フラッグシップモデル級のスペックながら価格は12万円台とかなり魅力的な価格設定となっており、SNS上でも話題となりました。
この記事ではXiaomiの折りたたみスマホMIXFlipについて紹介していきます。
Xiaomiの新型折りたたみスマホ「MIX Flip」発表!
主なスペック
革新的なヒンジデザイン
MIX Flipは、新しいヒンジデザインを採用しています。これにより、より滑らかで耐久性のある折りたたみ動作を実現しています。このヒンジは、数十万回の開閉テストに耐える耐久性があり、長期間にわたって安定した使用が可能です。
そして折りたたみのヒンジに見えるLEICAの文字が個人的にはかなりお気に入りで、これはいいアクセントになっていますね。
6.9インチの大型ディスプレイ
大画面の6.9インチAMOLEDディスプレイは、高解像度(3200×1440ピクセル)を誇り、鮮やかでクリアなビジュアル体験を提供します。
ディスプレイは、広い色域と高い明るさを兼ね備えており、動画視聴やゲームプレイに最適です。折りたたみスマホというだけあり、画面に関しても通常のスマホより大画面で、寄り様々なコンテンツを楽しめるのが特徴的ですね。
ライカ監修のデュアルカメラ搭載!
MIX FlipにはXiaomiスマホではもはやお馴染みとなりつつあるライカ監修のデュアルカメラが搭載されており、一つは標準、もう一つは望遠レンズとなり、広角カメラやマクロカメラは搭載されないとのこと。Xiaomiのカメラですが、マクロに関しては正直おまけ程度の性能なので、デュアルカメラのシンプルな構成にしたのも個人的には高評価ポイント。
ていうか、これで12万円台って控えめに言って安すぎません・・・?
SoCはSnapdragon Gen3を搭載!
高性能なQualcomm Snapdragon 8 Gen 3プロセッサを搭載しており、スムーズなマルチタスクやゲームプレイを可能にします。また、16GBのRAMと最大1TBのストレージにより、大容量のデータも余裕を持って保存できます。
67W充電に対応!
バッテリー容量は4780mAhと折りたたみスマホということもあってやや小さめな印象ですが、一日中使用できる耐久性を持っています。さらに、67Wの急速充電に対応しており、短時間での充電が可能とのこと。この辺りは価格とのバランスも考えたような感じでしょうか?
スペック表
MIX Flipのスペックは以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
ディスプレイ | 6.86インチ AMOLED、2912×1224ピクセル |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
RAM | 12GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
メインカメラ | 標準:50MP+望遠:50MP |
フロントカメラ | 32MP |
バッテリー | 4780mAh、急速充電対応(67W) |
OS | HyperOS(Android 14ベース) |
接続性 | 5G, Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC |
センサー | 指紋認証、顔認証、ジャイロセンサー、加速度計 |
サイズ | 開いた状態:167.5 x 74.02 x 7.8 mm |
重量 | 約190g |
価格 | 12GB+256GB: 5999元 16GB+512GB: 6499元 16GB+1TB: 7299元 |
価格と販売
Xiaomi MIX Flipの価格は、256GBモデルで5999元(約12万円)からとなり、ハイエンドの折りたたみスマートフォンとしてはかなり魅力的な価格設定です。中国国内での販売はすでに開始されており、他の地域への展開も計画されています。
日本での発売は未定ですが、日本語対応の代理店Etorenなどで販売されています。なお、グローバル版のため技適については留意が必要となります。
終わりに
Xiaomiの折りたたみスマホMIX Flipですが、現地点では日本発売に関しては未定なものの今後の展開に注目したい折りたたみモデルです。折りたたみスマホながらスペックに関しては全く妥協がなく、文字通りのフラッグシップモデルという印象なのでこれは売れると予想してます。
今後も勢いの止まらないXiaomi製品に期待したいところです。それでは。
Xiaomi公式サイト(中国版):https://www.mi.com/prod/xiaomi-mix-flip