各社様々なスマホを発売している今日このごろですが、一時期は充電速度での競争がかなり激しく、Xiaomiが120W充電のモデルを発売するなど話題にもなりました。
ところが昨今では120W充電をアピールするモデルは皆無となり、90Wや100W程度の充電速度にとどまるモデルが多いのも事実です。
充電速度で競い合っていた時代はもう終わりなのでしょうか?
スマホの充電速度はどうなる?
120W充電まで登場した

記憶に新しいのがXiaomiの120W充電でこちらはソフトバンクで発売されているモデルは神ジューデンというキャッチフレーズで話題にもなった充電です。
筆者も120W対応モデルはいくつか使用してきましたが、フル充電までの時間はおよそ20分弱で朝の忙しい時間帯でもサクッと充電できるのが大きな魅力でした。
ただし、付属の充電器がかなり大きいので持ち運びには不便なのと、対応モデル以外では充電器の使用が推奨されないなど一定の制約もありなかなか使いこなせないシーンがありましたね。
また、これに追従する形でMotorolaも125W充電に対応したモデルを発売するなど、各社で充電速度を競い合っていた時期もありました。
充電速度で競争する時代は終わりか?
一時期は話題となった120W充電ですが、昨今ではすっかりと影を潜めていて多くのモデルで90W充電や67W充電にとどまる形となっています。

例えばXiaomi 15T Proですが、従来モデルの120W充電から90W充電にダウングレードされ、ワイヤレス充電が追加されたものの単に充電速度だけ見れば遅くなったという形になります。
これはなぜなのかという話ですが、やはり安全面やバッテリーの寿命のことを考慮していると思われ、本体価格も高騰する中で長いサイクルでもバッテリーが劣化しないような設計が求められたと考えれます。
また、最近では飛行機内でモバイルバッテリーが発火する事故が多発するなど、安全面においてもメーカー側に求める姿勢が強くなってきたので過度な充電競争は一旦終了といった形になるかと思います。
シリコンカーボン電池の登場で更に進化
もう一つ挙げられるのがバッテリーそのものの進化で、2026年あたりで発売されたモデルはフラッグシップモデルを中心にシリコンカーボン電池を搭載しており、こちらは従来の黒鉛電池よりも高密度で更に多くの電気を蓄えられるようになりました。
大容量化というメリットもありますが高密度な分、熱などには弱く120W充電では負荷がかかりすぎて寿命が縮まってしまうというデメリットがあります。
また、120W充電といっても常に120W充電が行われているわけではなく、バッテリーの残量に応じて一時的な出力に留まることがほとんどとなり、実際の充電時間は100W充電と大差ないというのも大きな要因となりますね。
終わりに
以前は加熱していたスマートフォンの充電競争ですが、昨今では安全性や長寿命化に重点が置かれ、過度な充電速度は抑制される流れとなりつつあります。
特に飛行機内での事故などもありましたし、バッテリーに関しては安全面の重視が求められつつありますね。
よほどの大容量でない限り100W充電でも十分早いので、これを機にスマホ選びも変えてみるのはいかがでしょうか。それでは。


