Kindleシリーズの価格が年々上昇し、特に最新のKindle Paperwhite(第12世代)は2万円台後半に達しています。かつては1万円前後で購入できたことを考えると、値上げの幅に驚く方も多いと思います。
しかし、その背景には技術的な進化やユーザー体験の向上があることも事実です。
この記事では、Kindle端末の価格推移と機能の進化を振り返りながら、現在の価格が妥当かどうかを考察していきます。
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Kindle Paperwhiteの価格推移
Kindle Paperwhiteは、2012年の初代モデル登場以来、多くのKindleユーザーに支持されてきました。しかし、価格は世代を重ねるごとに上昇しています。まずは主要モデルの価格をまとめました。
世代 | 発売年 | 価格(税込) | 主な特徴 |
---|---|---|---|
第1世代 | 2012年 | 約8,000円 | 初のフロントライト搭載 |
第2世代 | 2013年 | 約9,980円 | コントラスト向上、CPU高速化 |
第3世代 | 2015年 | 約14,280円 | 300ppiの高解像度ディスプレイ |
第4世代 | 2018年 | 約13,980円 | 防水機能(IPX8)追加 |
第10世代 | 2018年 | 約13,980円 | デザイン刷新、薄型軽量化 |
第11世代 | 2021年 | 約16,980円 | 6.8インチディスプレイ、USB-C対応 |
第12世代 | 2024年 | 約27,980円 | 7インチディスプレイ、レスポンス向上、防水機能強化 |
特に第11世代から第12世代への移行では、約8,000円の値上げがありました。これは、ディスプレイの大型化や性能向上、防水機能の強化など、ハードウェアの進化によるものと考えられますが、アメリカのインフレ率もこの時期は結構えげつなかったのでそちらが反映されてるのかなという印象です。
ていうか、昔は1万円以下で買えたんですね。。これはちょっと驚きかも。
Kindleは値上げしたけどスペックは進化!
ディスプレイの大型化と高解像度化

初代Kindle Paperwhiteは6インチディスプレイを搭載していましたが、第12世代では7インチに拡大され、300ppiの高解像度を維持しています。これにより、より多くの文字を表示でき、読書体験が向上しました。
防水機能の強化
第4世代から防水機能(IPX8)が追加され、お風呂に入りながらでも安心して使用できるようになりました。筆者の実際にお風呂で使用していますが、これまで以上にゆっくりと本が読めるようになったので、これはまさしく革命とも言えます。
USB-Cポートの採用とバッテリー持続時間の延長
第11世代からUSB-Cポートが採用され、充電速度が向上しました。また、第12世代ではバッテリーの持続時間が最大10週間から最大3ヶ月に延長され、頻繁な充電の手間が減少しています。
電子書籍でネックだと思われてた充電に関しても現行モデルではほぼ解消されていると言っても良いですね。
レスポンスの向上とページめくりの高速化
第12世代では、ページめくりの速度が25%向上し、よりスムーズな読書が可能になりました。これにより、ストレスのない操作性が実現されています。
こちらは第11世代となりますが、従来モデルと比較するとかなり進化しています。
Kindle PaperWhiteの新旧比較
ページをめくる速度が全然違う📖 pic.twitter.com/wx3B1VwmDU— ひろ@GADGET LOG (@hiro_gadget3) February 18, 2023
シグニチャーエディションの登場とさらなる価格上昇
第11世代からは、上位モデルとして「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」が登場しました。このモデルは、32GBの大容量ストレージ、ワイヤレス充電、明るさ自動調整機能などを備えており、価格は約32,980円とさらに高額です。しかし、これらの機能は、より快適な読書体験を求めるユーザーにとって魅力的な要素となっています。
値上げは妥当か?ユーザーの視点から考察
価格の上昇に対して、ユーザーの間では賛否が分かれています。一部では、「以前は1万円以下で購入できたのに、今では3万円近いのは高すぎる」との声もあります。しかし、技術的な進化や機能の充実を考慮すると、価格に見合った価値があると評価する意見も少なくありません。
また、セール時には割引が適用されることもあり、例えば2025年のスマイルSALEでは、Kindle Paperwhite(第12世代)が5,000円引きの22,980円で販売されました。このような機会を利用すれば、コストパフォーマンスの高い購入が可能です。
まとめ
Kindle Paperwhiteの価格は、初代モデルから約3倍に上昇しましたが、それに伴い、ディスプレイの大型化、高解像度化、防水機能の追加、バッテリー持続時間の延長など、読書体験を向上させる多くの進化がありました。
価格上昇に対する感じ方は人それぞれですが、これらの機能向上を重視するユーザーにとっては、価格に見合った価値があるといえるでしょう。購入を検討する際は自分の読書スタイルや必要な機能を考慮し、プライムデーなどのセール時期を狙うなどして、用途に合ったモデルを選択することをおすすめします。
それでは~