2025年6月、中国市場で発表されたRedmiの新フラッグシップ「Redmi K80 Ultra」。高性能SoC「Dimensity 9400+」に大容量7,410 mAhバッテリー、144Hzリフレッシュレート対応の大画面OLEDを搭載しながら、価格はわずか2,599元(約6.5万円)からとかなり挑戦的な仕上がり。
ゲーマー・ヘビーユーザーに向けた高コスパ機として国内外で注目が集まっています。
この記事ではXiaomiから発売されたRedmi K80 Ultraについて紹介していきます。
Redmi K80 Ultraのスペック
Dimensity 9400+搭載!

最新3nmプロセスのMediaTek社のDimensity 9400+を搭載。さらに「D2」と呼ばれるAIグラフィックス補完チップにより、ゲームフレームの高精細化やフレーム補間を実現。AnTuTuスコアは324万点超えで、2025年最新Android機種の中でもトップクラスの性能です。
7.410mAhの大容量バッテリー&120W高速充電

7,410 mAhバッテリーは高エネルギー密度セルを採用し、同社の実使用テストでは約2.26日稼働を達成。さらに120W急速充電に加え、充電時の発熱を抑えるバイパスチャージ技術も搭載しており、長時間ゲーム中でも安定した充電が可能です。
超高輝度144Hzパネル+視認性保護機能
6.83インチ1.5K OLEDは最大3200 nitの高輝度で、屋外でも見やすい仕様となっています。
リフレッシュレートは144Hz対応となり、480Hzの高速タッチ応答に加え、2560Hz PWM、DCディミング、さらにはTÜV視覚保護認証、S++視覚快適評価を取得し目に優しい設計です。
オーディオ&触覚体験の強化

「マスター級同軸ステレオスピーカー」および「超広帯域サイバーモーター」を搭載し、音質・振動フィードバックともに上位クラス。ゲームや映像体験を強化する没入感を提供します。
最新機能を支える冷却&ソフトウェア

大面積VCベイパーチャンバークーリング(6,500 mm²)と第4世代「Fury Engine」により、長時間高負荷でも安定性を確保。加えてHyperOS 2によるAndroid 15最適化で、UI表示やマルチタスクも滑らかです。
スペック表
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2025年6月26日(中国) |
SoC | MediaTek Dimensity 9400+(3nm、Immortalis‑G925 GPU) |
RAM / ストレージ | 12GB / 256GB16GB / 256GB12GB / 512GB16GB / 512GB16GB / 1TB(LPDDR5x + UFS 4.1) |
ディスプレイ | 6.83インチ OLED (2,772 × 1,280、144Hz、480Hzタッチ、3200 nit、2560Hz PWM、DC dimming、HDR10+、Dolby Vision) |
バッテリー | 7,410 mAh |
充電 | 有線120W高速充電 |
リアカメラ | 50MP Light Hunter 800(1/1.55″、OIS)、8MP 119°超広角 |
フロントカメラ | 20MP、1080p/60fpsビデオ対応 |
OS | Android 15(HyperOS 2) |
防水防塵 | IP68 |
通信 | 5G、Wi‑Fi 7、Bluetooth 5.4、NFCほか |
その他 | マスター級同軸ステレオスピーカー、超広帯域ハプティクスモーター、大型VCベイパーチャンバー(6500 mm²) |
サイズ/重量 | 163.08 × 77.93 × 8.18 mm/約219 g |
カラーバリエーション | Sandstone Grey、Moonstone White、Spruce Green、Ice Peak Blue |
価格(税込相当) | 12+256GB:2,599元(約6.5万円)~16+1TB:3,799元(約9.5万円) |
まとめ
Redmi K80 Ultraは、Dimensity 9400+搭載、D2 AIグラフィックス、7,410 mAh+120W充電、144Hz高輝度OLEDを搭載しつつ、中国価格は2,599元~(日本円約6.5万円〜)という圧倒的コスパを実現した注目の一台となっています。重いゲームや長時間作業、動画視聴などを快適にこなせるモンスター性能です。
日本国内での正規販売はまだ未定ですが、最先端スペックを求めるガジェット好き、特にゲーマーや映像クリエイターには見逃せない選択肢となるでしょう。
