2024年に発売となったvivoのハイエンドモデルであるX200 Proですが、中国版に続いてグローバル版についても販売が開始されており、Google Playなどを使いたいユーザーにとっては安心のグローバル版となります。
中国版とグローバル版とで微妙に仕様が異なるのはいつものことではありますが、vivo X200 Proに関しても若干の違いなどがあり、これから購入するユーザーはチェックしておきたいところ。
この記事ではvivo X200 Proグローバル版について紹介していきます。
vivo X200 Proグローバル版が発表
スペック
中国版との違い
まずはスペックについてですが、中国版からの大幅な変更などはなく概ね同等のスペックとなっています。
スペック項目 | 詳細 |
---|---|
ディスプレイ | 6.78インチ AMOLED, 2800×1260, 120Hzリフレッシュレート |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 9400, 8コア, 3nmプロセス |
RAM | 16GB (LPDDR5X) |
ストレージ | 512GB (UFS 4.0) |
バッテリー容量 | 6000mAh(90W有線充電、30Wワイヤレス充電対応) |
カメラシステム | 5000万画素メイン + 2億画素超望遠 + 5000万画素超広角 |
重量 | ブルー、チタニウム:228g ブラック:223g |
OS | Android 15ベースのFuntouch OS_15 |
対応バンド | 3G WCDMA:B1/B2/B4/B5/B8 4G FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B32/B66 4G TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n75/n77/n78/n79 |
5G対応 | ○ |
防水防塵 | IP68 |
違いとしては中国版であったストレージ1TBモデルが展開されず、公式ページを確認したところ16GB/512GBモデルの販売のみとなるようです。
またカラーも全4色だったものがチタニウム、ブラック、ブルーの4色となり、ホワイトはなぜか無くなってしまったようです。対応バンドは比較的豊富となっているので、データ通信に関しても安心だなと思います。
Dimensity 9400搭載
SoCに関しては中国版と同様に最新のDimensity 9400を搭載。OPPO Find X8にも搭載され話題となりましたが、TSMCの3nmプロセスでCPU性能は28%、GPU性能は41%向上となっています。
ツァイスカメラも搭載!
vivo x200 Proの一番の特徴とも言えるのがカメラ性能で、ツァイスのトリプルカメラとなっており、メインの5000万画素レンズの他に、2億画素のテレフォトレンズも搭載しており、撮影の幅がかなり広がるような印象。
センサーサイズも1/1.4インチとこれまた桁違いの大きさとなっており、その表現力の高さには注目です。
価格の違い
次に価格についてですが、中国版と比較するとグローバル版は比較的高価な印象でした。
日本語対応の代理店であるEtorenにて販売が行われていますが、価格は16GB/512GBモデルで約20万円ほど。
中国版の価格が15万円ほどだったことを踏まえると結構値上がりした印象なので、コスパを重視するユーザーは中国版も視野に入れても良いのかなと思います。ただ、グローバル版でしかない安心感みたいなものもありますし、ここは大いに悩むところではありますね。
終わりに
ついにグローバル版の発売となったvivoのX200 Proですが、若干の仕様の違いはあるものの概ね中国版と同等のスペックとなっており、欲しかったけど中国版はちょっと。。と思っていたユーザーにおすすめの1台となっています。
価格に関しては中国版と比較するとやや上がってしまった印象ですが、グローバル版ならではの安心感もありますし、気になる人は是非チェックしてみてくださいね。それでは。
vivo公式サイト(英語版):https://www.vivo.com/en/products/x200-pro