2023年4月に1型センサー搭載の新型スマホ Xiaomi 13 Ultraの発売が発表されました。
このスマホの目玉はなんと言っても1型センサー搭載カメラで、同等のセンサーを搭載しているのはVivo X90 Pro+やXiaomi 13 Proなどですが、13 Ultraはそれらよりも価格が安く11万円台〜となりました。
今回は中国版のみ発表となりましたが、グローバル版の発売も期待したいところです。
Xiaomi 13 Ultraのスペック
Xiaomi 13 Ultraのスペック表は以下の通り。
Xiaomi 13 Ultraのスペック | |
OS | MIUI14 Android13 |
SoC | Snapdragon 8 Gen2 |
メモリ/ストレージ | 12GB/16GB |
256GB,512GB,1TB | |
カメラ | 1型センサー搭載 広角:5030万画素 超広角:5000万画素 望遠:5000万画素 ペリスコープ:5000万画素 |
バッテリー | 5000mAh 有線:90W充電 無線:50W充電 |
サイズ | 160.3 × 141.5 × 72.6mm |
重量 | 261g |
価格 | 5999元〜(12GB/256GBモデル) |
SoCはSnapdragon 8 Gen2を搭載
SoCはSnapdragon 8 Gen2を採用。TSMCの4nmプロセスで製造されています。CPUは8コアでパフォーマンス用のCortex-X3が1コア、Cortex-A715/A710が4コア、Cortex-A510が3コアとなります。
先代のSnapdragon 8 Gen1は爆熱なことが評判でしたが、こちらに関しても改善されているということで長時間ゲームなどで遊ぶ場合でも安心の仕様となります。
ちなみにAnTuTuのスコアは120万点超えということもあって申し分無い性能となります。
バッテリーは5000mAhで90Wの急速充電に対応
バッテリーは5000mAhとこのクラスのAndroidスマホとしては標準的な容量。充電に関しては有線が90W、ワイヤレス充電が50Wまでの対応となっています。
充電に関しては12T Proなどが120W充電まで対応していることを考えると少し控えめな性能ですが、その分バッテリーへの負荷や発熱が少ないことが期待されます。
実際11T Proを使ってみると120W充電は結構発熱しますからね。。
11Tの120W充電についてはこちら。
カメラは1型センサー搭載
Xiaomi 13 Ultraの注目はなんと言っても1型センサー搭載のカメラで、メインカメラは1型センサー(IMX989)の5030万画素で絞り値はF/1.9とF/4.0で切り替えが可能。
また望遠レンズも2つ搭載しており、75mm,F/1.8と120mm,F/4.0が搭載。いずれも5000万画素となります。ハイエンドモデルでもデジタルズームがメインのスマホが多いので、広角だけでなく望遠も使える最強スペック。
またスマホとしては珍しくRAW画像にも対応しており、撮影した写真を編集する楽しみも生まれました。
一般的なスマホのセンサーサイズは1/2.3型で、1型センサーはそれと比較すると約4倍の大きさ。
センサーのサイズが大きいほど夜景をノイズが少なく撮影することができるので、画素数だけでなくセンサーサイズもスマホ選びの一つとして覚えておくと良いかと思います。
Xiaomi 13 Ultraの販売先
Xiaomi 13 Ultraは現時点では中国版、グローバル版の販売のみで日本版は販売は予定されていません。
技適についてはご注意ください。
Aliexpressなどの中国通販の他、Etorenなど日本語対応の代理店で販売されています。
価格は12GB/256GBモデルで約11万円〜となります。
終わりに
Xiaomi 13 Ultraですがざっとスペックを見てみた感じ、スマホというよりカメラといった感じな印象を受けました。重量に関してもスマホとして考えると結構重いですが、カメラ代わりに持っていくと考えるとむしろ軽いんじゃないかなとも思いますね。
価格に関しても昨今の世界情勢を踏まえても結構抑えられているので、コスパが良いモデルかと思います。
それでは〜