2024年9月に発表されたXiaomi 14T Proは、ハイエンド市場に向けた新たな挑戦として、多くの先進技術を取り入れたスマートフォンです。すでにグローバル版の発売が開始し、2024年10月には日本発売も発表さた注目のXiaomiスマホとなります。
ここでは、Xiaomi14T Proの特徴、外観、スペック、カメラ性能について詳しく解説していきます。
Xiaomi 14T Proのグローバル版が発表へ
スペック表
Xiaomi 14T Proのスペックは以下の通り。
スペック項目 | 詳細 |
---|---|
プロセッサ | MediaTek Dimensity 9300+ |
GPU | Mali-G720 |
RAM/ストレージ | 12GB, 256GB + 8GB Ultra Space | 12GB, 512GB + 16GB Ultra Space 12GB, 1TB + 32GB Ultra Space |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED、2712 x 1220, 446ppi |
サイズ | 縦: 160.4mm 横: 75.1mm 厚さ: 8.39mm |
重量 | 209g |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
バッテリー | 5000mAh |
充電 | 120W有線高速充電、50Wワイヤレス充電対応 |
防水防塵性能 | IP68 |
カメラシステム | ライカトリプルカメラ (50MPメイン、12MP超広角、50MP望遠) フロントカメラ:32MP |
対応バンド | 5G SA: n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/75/77/78 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/75/77/78 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/664G: LTE TDD: B38/39/40/41/42/48 3G: UMTS: B1/2/4/5/6/8/19 |
OS | HyperOS |
デザイン
Xiaomi 14T Proのデザインは、視覚的なインパクトと実用性を兼ね備えています。
まず、正面から見ると、ディスプレイの占有率が非常に高く、約93.3%という大画面体験を実現。これによりベゼルがほとんどなく、コンテンツをより没入感のある形で楽しめます。また、スマートフォンの厚さはわずか7.9mmで、持ちやすく、ポケットに収まりやすいデザインです。ただ、カメラの配置に関してはPOCO F6 Proとやや似ている感じで、ここは少し好き嫌いが分かれそうな印象ですね。
さらに、IP68の防水防塵性能に対応しているため、雨や埃の中でも安心して使用でき、耐久性にも優れています。カラー展開は、「チタングレー」、「ミッドナイトブラック」、「グレイシャーブルー」といった高級感溢れるバリエーションが揃っており、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで幅広く対応できるデザインです。
SoCはDimensity9300+を搭載
14T ProのSoCはMediaTek Dimensity 9300+が採用されており、このチップは現在のスマートフォン市場でもトップクラスの処理速度を誇ります。8コア構造のCPUと、強力なGPUを組み合わせることで、ゲームや動画編集などの高負荷な作業でもストレスなく処理可能です。また、最新の5G通信に対応しており、高速な通信環境を利用することができます。
先代のDimensity 9200+と比較するとマルチコア性能が37%も向上しているとのことです。
ライカカメラのトリプルレンズを搭載
Xiaomi 14T Proのカメラシステムは、スマートフォンの中でも最高峰の性能を誇ります。
特に注目すべきは今ではもはやお馴染みとなりつつあるライカのメインカメラで、細部まで非常に鮮明な写真を撮影できます。また、12MPの超広角カメラにより、様々なシーンで広範囲に捉えることができ、50MPの望遠カメラは3倍光学ズームを搭載し、遠距離の被写体もクリアに捉えます。
カメラにはAIが組み込まれており、自動的にシーンに応じた最適な設定を選択してくれます。さらに、夜景モードやポートレートモードも強化されており、暗い場所でも明るく美しい写真を撮影することが可能です。動画撮影では、8Kの解像度での録画に対応しており、プロフェッショナルな映像制作にも可能となります。
ディスプレイとオーディオ体験
Xiaomi 14T Proは、6.67インチのAMOLEDディスプレイを搭載しており、最大144Hzのリフレッシュレートに対応。これにより、スクロールやゲームプレイが非常に滑らかです。また、ディスプレイはHDR10+に対応しているため、より鮮やかな色彩表現が可能で、動画視聴やゲームにおいても非常にリアルな体験が得られます。
オーディオ面でも、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載しており、迫力のあるサウンドが楽しめます。ヘッドフォンなしでも映画館のような立体的なサウンドを体感できるのが特徴です。
120Wの急速充電に対応!
バッテリー性能もXiaomi 14T Proの強みです。5000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、1日の重度な使用にも十分耐えられます。また、120Wの有線急速充電に対応しており、わずか20分程度でフル充電が可能です。さらに、50Wのワイヤレス充電や、逆充電機能もサポートしており、他のデバイスを充電することもできます。
2024年11月に日本発売
2024年の10月に開催されたXiaomiの新製品発表会にて、日本での発売も決定しました。
価格は12GB/256GBモデルで109,800円からとこのご時世ではかなり頑張った印象。。ライカのカメラに関しても先代では見送られたものの、14T Proでは搭載されるということでかなり魅力がアップしたモデルとなります。
詳細は以下の記事から。
まとめ
Xiaomi 14T Proは、Dimensity9300+搭載でライカカメラも搭載されるなど、フラッグシップモデルとしては頂点に君臨するようなモデルとなります。
特に、カメラの性能はプロフェッショナルレベルに匹敵し、最新のプロセッサと大容量バッテリー、急速充電技術により、日常のあらゆる場面で快適な使用感を提供します。これらの特徴を考慮すると、コストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。最新技術を手に入れたいユーザーにとって、Xiaomi 14T Proは見逃せないモデルです。
参考になれば幸いです。それでは。
Xiaomi公式サイト(英語版):https://www.mi.com/global/product/xiaomi-14t-pro/