Amazonが2011年からオンラインストレージサービスの、Amazonドライブというサービスが提供されてきましたが、2023年12月31日でサービスが終了するという発表がありました。
ここに来てオンラインストレージサービスはAmazon Photosに集約という形になり、すでに使っているユーザーは終了までにファイルの転送やダウンロードなどが必要になる場合があります。
この記事ではサービス終了までのスケジュールや対応についてまとめていきます。
Amazonドライブがサービス終了へ
Amazonドライブ終了までのスケジュール
Amazonドライブのサービス終了の流れですが、以下の表にまとめました。
Amazonドライブ用のスマホアプリはアプリストアから削除へ。アップロードがダウンロードはWeb版もしくはデスクトップ版アプリから行えます。
以降はファイルの転送やダウンロードのみ行なえます。
Amazonドライブ用のスマホアプリはアプリストアから削除へ。
アップロードがダウンロードはWeb版もしくはデスクトップ版アプリから行えます。
ファイルのサイズや種類によってはWeb版だとうまくいかない場合もあるので、まだファイルが大量に残っている人はデスクトップ版のアプリをまずインストールするのをオススメします。
また、サービス終了後に保存しているファイルがどうなるかですが、写真や動画に関してはAmazon Photosに自動で移行され、保存したファイルはPhotosから確認することができます。
容量無制限のAmazon Photosは継続へ
ここで心配になるのがプライム会員向けの容量無制限のAmazon Photosがどうなるかですが、これに関しては当分の間は継続とのことです。ですが、こちらもいつまでサービスが続くのかは不明ですし、いずれ容量に制限が設けられるなどのことは十分考えられます。
Amazonドライブもサービスは10年ちょっとしか提供されなかったことを考えると今後もサービスを継続してくれるのかが少し心配になりますね。
また、昨今の半導体不足やインフレで企業もコストカットに注力しているところもあるので、こういったところにリスクがあるのは認識しておきたいですね。こういった特典なども企業の業績によって左右されてしまうので、今後の経済動向についても要チェックです。
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クラウドストレージと物理HDDとの使い分けがオススメ
Amazonドライブに限らずどのクラウドストレージサービスにも言えることですが、突然サービス終了のアナウンスがあったり、アクセスできなくなってしまうリスクというものがあります。
確かにハードディスクよりも、故障などのリスクを考えなくて済むのがクラウドストレージの利点ですが、ハードディスクも適切に管理したりバックアップを取るなどをしておけば消えてしまう心配もそこまで無いので、うまく使い分けをするのが良いでしょう。
ハードディスクの値段も一昔前よりかなり下がった印象で、2TBであれば10,000円以下、4TBでも1万円台前半から購入できるので、これを機会に用意しておくのも得策です。
終わりに
10年ほど続いてきたAmazonドライブですが、サービス終了のアナウンスを聞いてびっくりされた方も多いかと思います。ですが、1年ほどは移行期間を設けてファイルのダウンロードなども行えるので、終了までにきちんと準備をしておけば焦る心配もないかと思います。
やっぱりアメリカはインフレがキツイから仕方のないところもありますね。。それでは。