Qualcomm社が開発するSoCの中でもトップレベルの性能を誇るSnapdragon 8 Gen1ですが、まだまだ搭載している機種は少なく、使ってみたいという人も多いのではないでしょうか?
Snapdragon888の後継として開発されたSnapdragon 8 Gen1ですが、性能は前モデル比で20%向上と圧倒的なスペックを誇っています。
この記事では日本で発売中のSnapdragon 8 Gen 1搭載スマホについて紹介していきます。
Snapdragon 8/8+ Gen 1 搭載のスマホ一覧
ASUS Zenfone9

ASUS Zenfone9のスペック | |
チップセット | Qualcomm Snapdragon® 8+ Gen 1 |
ディスプレイ | 5.9型ワイド AMOLEDディスプレイ 2,400×1,080ドット (フルHD+) (120Hz) |
OS | Android 12 |
メモリ/ストレージ | 8 or 16GB/128GB or 256GB |
カメラ | 背面:5,000万画素 広角カメラ1,200万画素 超広角カメラ 正面:1200万画素 広角カメラ |
おサイフケータイ機能 | ○ |
サイズ | 高さ約146.5mm×幅約68.1mm×奥行き約9.1mm |
バッテリー | 4,300mAh 30W急速充電 |
重量 | 約169g |
価格 | 約100,000円〜 |
ASUSのコンパクトハイエンドスマホのZenfone9ですが、日本でもまもなく発売という噂があります。
すでに技適は通過しているとのことで、発表は秒読みという感じでしょうか。価格は10万円ほどと予想されます。
※2022年11月に日本での発売が発表されました。価格は8GB/128GBモデルで10万円ほど。

Xiaomi 12T Pro

2022年の12月に日本での発売が決まったのがXiaomi 12T Proです。120Wの急速充電対応で100%充電までたったの19分という鬼スペックのスマホで、おサイフケータイも対応という非の打ち所がないモデルとなります。
AnTuTuスコアは100万点超えでゲーミング性能も抜群のスマホとなります。

価格は8GB/128GBで109,800円から。格安SIMではIIJmioで販売が予定されています。
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POCO F4 GT

項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | POCO F4 GT |
発売日 | 2022年(グローバル) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED、FHD+(2400×1080)、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート480Hz、HDR10+対応 |
サイズ・重量 | 約 162.5 × 76.7 × 8.5 mm、重量 210 g |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 1(4nm プロセス) |
RAM / ストレージ | 8GB + 128GB / 12GB + 256GB、 LPDDR5 RAM + UFS 3.1 ストレージ |
背面カメラ | トリプルカメラ:・6400万画素 メイン(広角)・800万画素 超広角・200万画素 マクロ |
前面カメラ | 2000万画素(フロント広角) |
バッテリー容量 | 約 4700mAh |
充電 | 120W 有線急速充電(“HyperCharge”) |
冷却機構 | LiquidCool Technology 3.0(デュアル蒸気室 + グラフェン + グラフィット材等) |
入力デバイス / 特殊機能 | マグネティックポップアップトリガー(ゲーム用)、ステレオスピーカー |
通信/接続 | 5G対応、Wi-Fi デュアルバンド、Bluetooth(バージョン表記なし) |
OS | Android ベース(Poco向け UI) |
XiaomiのPOCO F4 GTですが、文字通りのフラッグシップモデルでAmazonで販売されているモデルはメモリ12GBストレージ256GBの本気仕様。
価格は7万円〜8万円ほどですが、同等スペックのiPhone14Proなどと比べるとコスパの良さが際立ちます。
POCO F4 GTの詳細についてはこちらから。


OnePlus 10T

こちらは日本未発売となりますが、Xiaomiと並んで格安ハイエンドスマホを販売することで知られる、OnePlusから発売がされています。
価格も100,000円程度。
日本語サポートが受けられるEtorenで販売されています。
Galaxy Z Fold4

Galaxyの中でも特徴的な折りたたみスマホで、こちらは日本でも発売が決定しました。
日本版はおサイフケータイ機能も搭載され、使い勝手も抜群です。
Galaxy Z Fold4の主な仕様を、以下の表に整理しました。
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2022年8月25日(Unpacked発表:2022年8月10日) |
OS | 初期:Android 12L + One UI 4.1.1現在:Android 15 + One UI 7(2025年5月より展開) |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
RAM | 12 GB |
ストレージ | 256 GB / 512 GB / 1 TB(UFS 3.1) |
ディスプレイ | メイン(折りたたみ時内側):7.6インチ Dynamic AMOLED 2X, 120Hz, HDR10+, 1200ニット(ピーク) カバー(外側):6.2インチ Dynamic AMOLED 2X, 120Hz, 1000ニット(ピーク) |
本体サイズ | 折りたたみ時:155.1 × 67.1 × 14.2-15.8 mm 展開時:155.1 × 130.1 × 6.3 mm 質量:約263 g |
カメラ(背面) | トリプルカメラ:・50 MP(広角、f/1.8、OIS)・10 MP(望遠 3×、f/2.4、OIS)・12 MP(超広角、123°、f/2.2) |
カメラ(前面) | カバー側:10 MP(f/2.2)メイン内側:4 MP(アンダーディスプレイ) |
バッテリー | 4400 mAh デュアルセルバッテリー有線25W(USB-C、PPS対応)、ワイヤレス15W、リバースワイヤレス4.5W |
耐水性 | IPX8(水中1.5 mで30分まで) |
ボディ素材 | 外側:Gorilla Glass Victus+内ディスプレイ:Ultra-Thin Glass+PET保護層フレーム:Armor Aluminum |
その他 | S Penサポート(ペンは別売・収納スロットなし) |
マルチタスク | 三分割画面など、Android 12L/One UI搭載による強化されたマルチウィンドウ対応 |
Snapdragon 8 Gen1の性能やスペック
前モデルと比較してAntutuスコアは20%向上!
Snapdragon 8 Gen1の性能ですが、Antutuのベンチマークスコアが約100万点とSnapdragon888と比較すると20%向上しています。ちなみにSnapdragon 8+ Gen1は約110万点とほぼ満点に近い数字を叩き出しています。
さらに、Snapdragon 8 Gen 1の高度な5G接続は、高速なデータ通信やストリーミング、オンラインゲームなどにおいても安定したパフォーマンスを提供しており、これによって、ユーザーは遅延や接続の不安定さに悩まされることなく、快適にネットワークを利用することができます。
気になるのが発熱問題
これだけ性能が高いと発熱大丈夫なの?という声もありそうですが、端末によっては専用の冷却システムを採用したりするなど、熱暴走を防止するための機能が備わっています。
中でもPOCO F4 GTはLiquidCool テクノロジー 3.0と呼ばれる液冷の冷却装置を搭載しており、処理速度を落とすこと無く発熱を抑えるような仕組みとなっています。
終わりに
Snapdragon 8 Gen 1搭載のスマホは日本だとまだまだ未発売のモデルも多いですが、これから続々と発売されていくと予想されるので、ゲーミングスマホが欲しいという人にはオススメできるスペックだと思います。
発熱がやや気になるところですが、それ以外を除けば特にデメリットなどを感じることが無いSoCになりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。それでは。
