メモリ使用量の改善やバッテリー持ちの改善、またシステムサイズ削減など、MIUI13の改善がメインのMIUI14ですが、2023年4月24日に私の11T Proでもアップデートすることが可能になりました。
グローバル版や中国版は先行して配信されていましたが、日本版は結構待ったような印象でネックになっていたバッテリー持ちが改善されるのは嬉しい限りなので早速インストールしてみました。
この記事ではXiaomi 11T ProのMIUI14を実際に使ってみた感想についてまとめていきます。
Xiaomi 11T ProでMIUI14が配信へ
配信が確認できたのは4月24日
配信の開始はユーザーによって異なるとのことですが、僕の場合は2023年の4月24日にアップデートを確認することができました。
OCNモバイルで購入したのですが、配信が確認できた時点で特にアナウンスは無し。もうちょっと宣伝しても良いのでは?と思いましたが、気にせずアップデートしましょうw
MIUI13ではシステムだけで20GB以上消費
僕の使用しているXiaomi 11T ProはOCNモバイルで購入したもので、以前のMIUIバージョンは13.0.6です。現状、MIUI13に関して特に不満などはありませんが、唯一気になる点としてストレージ容量の消費で、システムだけで20GB以上使用している状態でした。
ストレージは128GBですが、今後新たにアプリをインストールしたり写真を保存することを考えると少し不安なので、アップデートでこれがどれだけ改善されるのか比較してみます。
11T ProをMIUI14にアップデートしてみた
アップデートはそこまで時間がかからない
前置きはこの辺にして早速アップデートしてみます。ダウンロードするファイルは4.4GBほどで、自宅のWi-Fiで行っていきます。モバイル回線でやるとデータ量を無駄に消費してしまうのでWi-Fi推奨です。
ダウンロード時間はおよそ10分ほど。これまでのアップデートと比較してもそこまで時間がかかる印象ではない感じです。新機能は少なめでMIUI13の改善が主な内容なのでそこまで時間はかからなさそうです。
ダウンロード後に再起動してインストールは終了ですが、こちらも特に時間がかかった印象は無いですね。
システムアプリの容量が少し減った!
そしてアップデートが完了したのでまずはシステムアプリの容量がどれくらい減ったかチェックしてみます。
結果、2GB減っていることが確認できました!11T Proの場合、マイクロSDカードなどでストレージが増設できないので、ストレージに余裕ができるのは嬉しいですね。
メモリ増設の項目が増えた
MIUIではメモリ増設という設定があり、ストレージの空き容量を利用して擬似的にメモリを増やす機能があります。こちらは以前のMIUI13ではオンかオフしか設定項目が無かったのですが、MIUI14では増設する容量を選択できるようになりました。
設定では2.0GB,3.0GB,5.0GBから選ぶことができるので、ストレージに余裕がある人は5.0GBとかに設定してみると良いかもしれませんね。
気になる不具合は?
MIUI14で気になるのが不具合ですが、TwitterやGmailを通知から開こうとするとアプリが起動しなくなるという不具合が発生しました。再現性が無いのでここではスクショとか動画が貼れないのがちょっと残念なのですが、幸い再起動すればアプリもちゃんと起動するのでそこまで心配は無さそうです。
MIUI14の新機能や既知の不具合については別記事にまとめてありますのでご参考までに。
僕はブログネタになると思い人柱になるの覚悟でインストールしましたが、不具合などが心配な方はもう少し様子を見てからアップデートするのをおすすめします。
終わりに
MIUI14のアップデートですが、新機能の追加は少なめなもののMIUI13で不満な点がやや改善され、動作も体感で少し早くなるなど順当な進化を遂げました。
サブ機で持っているRedmi Note 11 Proにはまだ配信されてないのですが、こちらも配信が開始されればアップデートしてみて検証してみようと思います。それでは〜