2024年10月29日に深センにてXiaomiの新製品発表会が行われ、その中でも注目の新スマホとしてXiaomi 15シリーズの発表が行われました。
先日の発表では14T Proの発表も行われ話題になりましたが、こちらもライカのカメラを搭載した注目のフラッグシップモデルとなります。
Xiaomi 15 中国版が発表
Snapdragon 8 Eliteを搭載!
SoCは最近話題にもなったQualcomm社のSnapdragon 8 Eliteを搭載しています。こちらは最新のフラッグシップシリーズとなっており、先代と比較して約45%ほどCPU性能が向上するなどした注目のSoCとなります。
AnTuTuスコアに関してですが、リーク情報によると300万点超えという噂もあり、最強のゲーミングスマホとしても使える性能となっています。
お馴染みのライカ監修のカメラを搭載
Xiaomiスマホではもはやお馴染みとなりつつあるライカ監修のカメラを搭載。OV50Hセンサーを搭載で広角レンズや望遠レンズもされており、ズーム倍率は3.2倍とややスペックダウンした印象ですが、様々なシーンでの撮影で活躍しそうです。
また重量も190g台と200gを切ってくるので、持ちやすい重さなのも嬉しいポイントです。
最新のHyperOS2を搭載
XiaomiのOSとしてMIUIに取って代わって新しく搭載されるようになったHyperOSですが、こちらも次世代へのアップデートがされており、Xiaomi15シリーズではHyperOS2が搭載されるとのこと。
基本的な機能などは概ね先代と似たような形にはなるかと思いますが、Apple製品などとも連携がスムーズに行えるようになるなど、使い勝手が更に向上したOSとなります。
価格はまさかの10万円切り!?
これだけでも十分すぎる内容のモデルとはなっていますが気になるのは価格。再び円安基調でもあるためやや厳しいところではありますが、中国元での価格は4499元からとなり日本円に換算すると約97,000円ほどとなります。(記事を執筆した時点でのレート)
昨今のスマートフォンはフラッグシップモデルを中心に10万円超えも珍しくない状態になっているので、この価格設定で販売されるのは大きな魅力だと思います。
スペック表
Xiaomi 15のスペックについての情報は以下のとおりです。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
ディスプレイ | 6.36インチ、1.5K解像度(約3200ニットのピーク輝度)、120Hzリフレッシュレート、M9素材搭載 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 8 Elite チップ |
メモリ | RAM:12GB / 16GB、ストレージ:256GB / 512GB / 1TB |
リアカメラ | 50MP メインカメラ(OmniVision OV50Hセンサー)、50MP超広角(Samsung ISOCELL JN1)、50MP 3xズームカメラ |
フロントカメラ | 32MP |
バッテリー | 5400mAh、100W有線充電、50Wワイヤレス充電 |
防水性能 | IP68(防塵・防水対応) |
オペレーティングシステム | Android 15、HyperOS 2.0 |
その他 | デュアルSIM、ステレオスピーカー、5G対応、Bluetooth 5.4 |
価格 | 中国で約CNY 4,599(12GB RAM + 256GBストレージ)、最大CNY 5,499(16GB RAM + 1TBストレージ) |
終わりに
10月29日に発表となったXiaomi15シリーズですが、価格も先代と比較してほとんど値上がりしていない上に、SoCやOSなどが更に進化したフラッグシップモデルとして市場に投入されます。
こちらの製品も日本に導入してほしいなとは心の中で思いますが、今回も中国版とグローバル版のみになってしまうのかなとは思われますね。それでは。
Xiaomi公式サイト(中国語版):https://www.mi.com/prod/xiaomi-15