XiaomiやOPPOを始めとする中国メーカーのAndroidスマホの人気が高まりつつありますが、ハイエンドなモデルを多数揃えていて海外でも人気の高いOnePlusはなぜか日本未上陸です。
非公式ですが代理店はいくつかあり入手不可能というわけでもないのですが、そろそろ日本に上陸してもいい頃だと僕は思いますが、色々と事情があって上陸していないのだと推察されます。
OPPOは販売しているのにOnePlusはなぜ販売されていないのでしょうか?
この記事ではOnePlusがなかなか上陸してこない理由を考察してみます。
そもそもOnePlusとはどんなメーカーか?
OnePlusとは現在はOPPO傘下のスマホメーカーで、ハイエンドモデルを中心に販売しているメーカーとなります。
他のXiaomiなどのメーカーだと、ハイエンドモデルや廉価モデルを合わせて販売しているメーカーが多いですが、OnePlusの場合はハイエンドモデルのみで廉価モデルは販売しないというスタイルになっています。
メモリも8GBや12GBも積んでいるモデルが多いですし、チップセットもSnapdragon800番台のハイエンドモデルを積んだものが多く販売されています。
2020年になってNordという従来のモデルから少し性能を抑えて価格をお手頃にしたモデルも販売するようになりました。
OPPOは販売しているのにOnePlusが未上陸な理由
ここからは推察となってしまいますが、OnePlusが日本に未上陸な理由について考えていきたいと思います。親ブランドともいえるOPPOは日本で販売しているのに、OnePlusが未上陸なのはちょっと不自然ですよね?
iPhoneとの競合
1つ目として考えられるのがiPhoneとの競合です。
日本のスマホのシェアの中ではiPhoneが圧倒的に多数で、日本のスマホシェア率では半分以上がiPhoneという状態です。このブログにアクセスしていただいているユーザーも6割くらいがiOSユーザーとなっています。
そこそこお金を払えてハイスペックなモデルが欲しい人はiPhone、廉価版で安いモデルがほしいというのがAndroidという図式にもなっているように思えます。
そんな中でハイスペックなOnePlusを販売してもiPhoneとのシェアの奪い合いになってしまい、販売数があまり稼げないということも考えられます。
キャリア側の都合もある?
もう一つとしてが、キャリアの都合。
iPhoneよりも安くてハイスペックなOnePlusが買えるようになってしまうと、iPhoneが売れなくなってしまって困るのではないかと思います。
同じ中国メーカーではXiaomiが日本に上陸していますが、日本で販売しているモデルはどれもミドルレンジくらいのスペックまでで、海外で販売している安価でハイエンドなモデルは日本ではまだ発売されていません。
安価でハイエンドなモデルを売ってしまうと、iPhoneで高い利益を確保しているだろう大手キャリアにとってはちょっと不都合なことなのかもしれません。
このような理由からハイエンドモデル中心のOnePlusは日本未上陸なのではと考えています。
Reno 7Aの販売終了で日本上陸は絶望的か?
ここまで理由を考察してみましたが、将来的に日本に上陸する可能性は残念ながらかなり低いかと思います。
というのも親玉のOPPOですが、Reno7 Aが格安SIMを中心に販売が軒並み終了になったり、OSのアップデート提供が見送られたりとかなり怪しげな感じになってきているため。
格安モデルでここまで苦戦しているとなると、ハイエンドモデルのOnePlusが果たして売れるかどうか・・・というところがかなりあります。