最近のパソコンのモニターはゲーミング用などで144Hzや240Hzの高リフレッシュレートのものが増えてきました。
ですが、こういった高リフレッシュレートのディスプレイは、対応しているグラフィックボードやケーブルなどが必要になってくるので、購入する前に確認しておきたいですね。
この記事では高リフレッシュレートのモニターで必要になるグラボやケーブルなどについて解説していきます。
高リフレッシュレート対応のグラフィックボード
まず必要になってくるのが高リフレッシュレートに対応しているグラフィックボードです。
通常よりもフレームレートの数が増えるとグラボの負荷も増えてくるので、それなりのスペックが必要になるのと、後述しますが高リフレッシュレートに対応している端子が備わっているグラボが必要です。
プレイするゲームによってグラボの選び方は変わってきますが、GeForce GTX 1650だと最高画質で144fpsを出すのが難しいですが、画質を少し落とせば144fpsを出すことができます。
補助電源なしのものも多いので、今のパソコンにグラボを増設しようとしている人にもオススメです。
144fpsで最高画質でプレイしたい場合はRTX2060またはRTX3060搭載のパソコンがオススメです。
RTX3060であればほとんどのゲームで最高画質でプレイできますよ。
144Hz/240Hzに対応したケーブルが必要になる
次に必要になるのが、144Hz/240Hzに対応した端子やケーブルです。
端子は主に2種類あり、一番よく使われるのがHDMIでその次がDisplayPortという端子です。
ディスプレイの端子ではHDMIが主流ですが、HDMIもバージョンが古いと144Hzを出すことできないので、ケーブルの規格などをチェックすると良いでしょう。
それぞれの規格の対応リフレッシュレートを以下の表にまとめました。
HDMI1.4 | HDMI2.0 | HDMI2.1 | DisplayPort | |
FHDモニター | 120Hz | 240Hz | 240Hz | 240Hz |
4Kや5K | 30Hz | 30Hz | 30Hz | 30Hz |
このようにHDMIだとバージョンが2.0以上でないと144Hzのモニターには対応していません。
購入するときは必ずHDMIのバージョンをチェックしておきましょう!
ケーブルを買うならAmazonベーシックのものが安くてオススメです。
逆にDisplayPortだとどのバージョンでも240Hzまで対応しているので、ケーブルの種類とかを気にしたくない人にはオススメです。僕もメインのモニターはDisplayPortを使っています。
また出力できる解像度もDisplayPortが圧倒的に高いので、性能重視という人はDisplayPortを選んで損はありません。
終わりに
高リフレッシュレートのモニターを使うのには、十分な性能を持つグラフィックボードとそれに対応したケーブルが必要となります。
僕も初めて144Hzでゲームをプレイしたとき、そのヌルヌル感には感動を覚えましたし、元の60Hzモニターではもうプレイできなくなるほどでした。
それくらい別世界が広がるのでこれから試そうとしている人はぜひ試してみてくださいね。それでは。